信託銀行を活用するために知っておきたいこれだけのこと

信託銀行の年金投資信託とは?

投資信託には様々なスタイルがありますが、その中には年金を原資とする投資信託があります。といっても、将来自分が年金をどれだけもらえるかもわからないのに、それを原資にして投資をすることができるのかと不思議に思う人も多いかと思います。

でも、年金投資信託で扱う原資は、いわゆる65歳からもらえる年金ではありません。いわゆる「個人年金」と呼ばれる部分の事であったり、「企業年金基金」と呼ばれる、国民みんなが加入している国民年金・厚生年金に上乗せする部分の年金として、個人または企業が持っている原資(=コツコツためている老後用の年金)を資産運用して、多く年金を受け取れるようにしようという試みを「年金投資信託」と呼ぶのです。

個人年金や企業年金基金などは、別名「確定拠出年金」と呼ばれます。個人や会社(=事業主)が預けた掛け金を、自己責任において信託銀行にゆだね、その運用を指図するなどして、掛け金に加えて運用収益をあげ、老後に受け取る年金をたくさんもらうという仕組みです。もちろん思ったほどの年金がもらえない場合もありますし、運用方法によっては元本を失うリスクも生じてきます。

ちなみに、確定拠出年金を運用する対象には、預貯金や投資信託、株式や債券の購入、保険商品などが含まれます。あらかじめ将来の年金給付額が分かっている「確定給付年金」とは違い、これらの商品を運用した時のリスクというものは明らかに存在します。株式市場の暴落、世界的な不況などの影響を受けやすいのも年金投資信託の特徴と言えます。